
こんにちは。
Michibikiスタッフの久保です。
今回から、整理収納アドバイザー1級資格を持つ私が考える、整理整頓をする習慣はどのようにして育まれていくのかをお話します。
ブログ内で、「秩序」という言葉を使用します。ここでの秩序とは、子どもを取り巻く環境が整っていることを指します。
・モノの位置が決まっている(同じ場所に同じモノがある)
・活動の流れが一貫している(始まりと終わりがわかる)
・日常のリズムやルールが安定している
はじめに
赤ちゃんは母親の胎内というあたたかく守られた環境から、広い世界へと生まれてきます。
誕生して間もない赤ちゃんたちは、目にするもの、耳にする音、触れる感触、香り、人との関わり―そのすべてが初めての経験です。
このように、赤ちゃんにとっての世界は未知の連続であり、時には不安を感じることもあります。
その中で、赤ちゃんが安心して心を落ち着けるために必要なのが「秩序」なのです。
物の位置や生活の流れが一定していること(物的秩序)によって、
子どもは「世界には決まりや一貫性がある」と理解し始めます。
これが見当識を助け、心の安定につながるのです。
秩序があることで、子どもは「次に何が起こるか」を予測でき、安心して自分の環境を探索できるようになります。
実際は、物的秩序のみならず、人的秩序も必要なのですが、ここでは抜粋します。
整理収納習慣はどのように育まれるのか
「整理収納習慣のための3ステップ」
ステップ①大人が作った秩序の中で過ごす(今回の内容)
ステップ②秩序を維持するために協力、参画する
ステップ③自分から秩序を作っていく
このように、環境の中に秩序があり、秩序を一緒に築いてくれる人がいて初めて自分の中で秩序が生まれるのです。
つまり、「ステップ③自分で秩序を作っていく」ためには、ステップ①②の経験が必要不可欠なのです。
ステップ①大人が作った秩序の中で過ごす
ステップ①は0歳から3歳頃までの乳幼児期に経験することが推奨されています。
なぜならこの年齢の子どもたちは、
大人の作った秩序を吸収するのに最もふさわしい発達段階だからです。
0-3歳頃の子どもは、大人の行動や環境を、
良し悪しの判断をせずにすべてを吸収します。
この現象をよく「フィルムカメラ」に例えることがあります。
フィルムカメラは1度写真を撮ると、現代のスマホのように編集することは不可能ですよね。さらに、現像するまでどのように映ったか確認することができません。
これは子どもの発達原理とよく似ていて、この時期子どもが学習したことは、
編集不可能かつ、すぐに表面に現れるのではなく潜在部分に眠り、年齢を重ねた後に現れてくるのです。
このようなことから、この年齢の子どもたちには、整理整頓された環境を用意し、それを維持する大人の姿が重要になってくるのです。
さいごに
0歳から3歳の時期は、「秩序の感覚」が芽生え、心の中に“整理された世界”を築いていく大切な時期です。
大人が整えた秩序ある環境の中で、子どもは安心し、安心の中で自分の力を発揮しようとします。
整理整頓の習慣は、「片づけを教えられたから」身につくのではなく、
秩序のある環境で、安心して過ごした経験の積み重ねから自然と育まれていくものです。
まずは、大人が落ち着いた心で整った環境を保つこと。
それが、子どもにとっての「安心」と「学び」の出発点になります。
次回は、ステップ②「秩序を維持するために協力・参画する」についてお話します。
子どもが少しずつ自ら片づけに関わり始める姿を、ぜひ一緒に見ていきましょう。
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