
こんにちは。Michibikiスタッフの宮尾です。
成績が伸びる前には、必ず『予兆』があります。今回は、私が日々の授業を通して感じている、生徒たちの成長のサインについて書きたいと思います。
テストが返却されたり、模試の結果が出たりすると、どうしても「点数」や「○か×か」という結果に目が向いてしまうものです。
それは当然のことですし、悔しい、嬉しいという感情は次のエネルギーになります。
ただ、日々授業をして生徒たちの様子を間近で見ていると、点数という数字に表れるよりも少し前に、確かな「成長の予兆」を感じる瞬間があります。
それは、生徒たちの「間違え方」の質が変わった瞬間です。
今回は、私が授業中に「お、伸びてきたな」と密かに手応えを感じている、3つの変化ついて書きたいと思います。
- 「わかりません」の解像度が上がる
勉強に苦手意識がある段階では、問題が解けないと「全部わかりません」「教えてください」と、思考を止めてしまうケースが少なくありません。
しかし、力がついてくると、質問の言葉が変わってきます。
「この2行目までは分かったのですが、ここから先の変形の仕方がわかりません」
このように言えるようになるのは、ただ諦めているのではなく、「自分がどこでつまずいているか」を分析できている証拠です。
「わからない」という言葉の解像度が上がった質問を聞くと、思考が整理され始めたのだなと嬉しくなります。
- ノートに「戦った跡」が残る
以前なら白紙で出していたような応用問題でも、間違ってはいるけれど、自分なりの式や図がびっしりと書かれるようになることがあります。
たとえ答えが「×(バツ)」だったとしても、そこには「正解しようとした痕跡」が残っています。
考え方や方針は合っているのに、最後の計算でミスをして悔しがる姿。
そうした「痕跡」のあるノートを見るたび、「考え方のルートは合っているから、次は絶対に解ける」と確信します。
綺麗な白紙よりも、戦った跡のある「間違えたノート」のほうが、数倍価値があるのです。
- 「納得」を求める姿勢
これが一番大きな変化かもしれません。
解説をした際、「あ、答えは5か。ふーん」で終わらせず、「なんでその式になるんですか?」「どうしてその解き方じゃなきゃダメなんですか?」と食い下がってくるようになること。
単なる「暗記」で乗り切るのではなく、「理屈」で納得しようとする姿勢の表れです。
講師に対して「なぜ?」をぶつけてくるのは、生徒自身の思考が深まっている何よりの証拠だと言えます。
こうした変化は、すぐにはテストの点数という「結果」に直結しないこともあります。
「わかっているはずなのに、点数が伸びない」という、もどかしい時期かもしれません。
ですが、プロセス(思考の過程)は確実に成長しています。
「間違え方」の質が上がれば、必ず結果は後からついてくるものです。
私たち講師の役割は、テストの点数だけでなく、その裏側にある生徒たちの「試行錯誤」を見逃さず、次に向けた後押しをすることだと考えています。
これからも、「良い間違い」を歓迎していきたいと思います。
では、こうした「成長の予兆」はどうすれば生まれるのでしょうか?
私は、ただ変化を待つのではなく、授業の中にいくつかの「仕掛け」を用意しています。
次回の記事では、生徒たちが失敗を恐れずに思考できるようになるための、具体的な指導アプローチについてお話しします。
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