学習塾ミチビキ

夢が無いのはダメなことか

塾長:「将来の夢とかあるの?」

 

生徒:「いや、ない。」

 

塾長:「難しいよねぇ。」「じゃあ今やってみたいことは?好きなこととか!」

 

生徒:「ん〜絵描くことかなあ。」

 

塾長:「絵を描くか!めっちゃ良いやん!」「先生はゴッホっていう画家の絵が大好きなんだ!!」「あと建築物の絵とかもとっても好き!」

 

 

こんな会話を生徒とすることがあります。

 

この会話には私が将来の夢について子どもと話すときに気をつけている2つのポイントが含まれています。

 

ポイント①:将来の夢が無いことを否定しないこと

何か夢や目標があることで日頃の生活や勉強に活力が生まれる、良いモチベーションになるという効果もあるので夢や目標があるのももちろん良いのですが、夢が無いからといってダメというわけではないことは念に留めています。

上記の会話でも、否定は一切せず、「難しいよねぇ。」という共感から入っています。

小中学生の段階で夢を持っているのは当たり前では無いです。私も小中学生の頃に、将来の夢なんてちゃんとありませんでしたし、今を楽しむことで精一杯でした。

そんな成長段階にある子どもたちに対して、「なんで夢が無いんだ!夢を持ちなさい!」と言うと、子どもは「夢がないといけないんだ」と思うようになり、無理矢理夢をつくるような子どもも出てきます。

夢はいろんなことに触れ、経験を積む中で自然と生まれてくるものです。色々な経験を積めば、何かがきっかけになり、それが夢になります。

 

ポイント②:大人は子どもに「きっかけ」を与え続ける

そして、大人が子どもにできることは「夢を決めろ」と言うのではなく、夢を見つける「きっかけ」を与え続けることです。

上記の会話では、子どもの身近な好きなことや最近ハマっていることから話を広げ、「ゴッホという画家がいること」「絵は建築などとも関係あること」を交えて子どもに伝えています。

これは「画家」や「建築士」といった新たな選択肢を子どもに与え、もしかして「画家になりたい!」「建築士になりたい!」といった夢のきっかけになるかもしれない。そんな想いで伝えているのです。

 

 

他のブログでも何度も言っているのですが、大人は子どもの可能性を広げることが何より重要です。

 

そのため、何事も決めつけは控え、いろんな選択肢を子どもに与え続けます。

 

夢が無いのは全然ダメなことでは無いです。

 

ゆっくり、その子のペースで進めば良いんです。

 

夢ができたらそれは全力で応援しますけどね。

 

夢ができた子どもに対しては、以下の手順でサポートしています。

 

 

参考:夢の実現までの5段階

①夢の思考⇨自分自身に向き合い、現時点で自分は何がしたいのかを考える機会を設ける。

②夢の追求・発見⇨できる限りの経験や知識をインプットし、選択肢を広げた上で、自分の好き嫌い得意不得意(興味・価値観・才能)を知り、自分のやりたいことを追求する機会を設け、発見させる。

③夢への挑戦⇨夢に向かってどのような努力をすればいいかの計画を立て、正しい努力をさせる。失敗=ダメなことだと思わせない。どんどん挑戦し、失敗を経験させる。

④夢の発表⇨どんどん周りに自分の夢を打ち明けさせる。ありのままの自分を表現させる。

⑤夢の実現・継続⇨夢を叶えられる進路先の提案、夢の領域内での実用的スキルや専門分野をさらに広く深く学び、その分野でできることの選択肢も広げてあげる。不安や悩みの相談・解消、夢の変更等もサポートする。

 


 

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